BALLON JOURNAL
BALLON JOURNAL Vol.41
突然だが、女性作曲家と言われて誰か思い浮かぶだろうか?
20世紀初頭のパリに現れた、フランス6人組と称される作曲家グループ。メンバーの中の紅一点、タイユフェール。甘く、爽やか、そして軽やかにふわっと香気立つ。春が始まるこの季節にBGMとして流しておきたくなるような、フローラル系のオーデコロンのように明快な音楽を。
BALLON JOURNAL Vol.40
BALLON JOURNAL VOL.40 配信中。
3月と言えば別れの季節。
別れからその先への光に満ちたベートーヴェンのピアノソナタ26番、「告別」をご紹介。感傷的にならず輝かしい未来への希望を感じさせる楽聖のソナタのように、別れの季節である3月を過ぎたのち、様々な再会がやってくることを願って。
BALLON JOURNAL Vol.39
BALLON JOURNAL VOL.39 配信中。
ショパンの有名曲に『子犬のワルツ』があるが、実は『猫のワルツ』もある。1985年のショパンコンクール覇者で日本で大人気となったスタニスラフ・ブーニンの猫のワルツというよりチーターのワルツと化していた演奏を。BALLON JOURNAL Vol.38
ショコラショーとチョコレートが好きなスイーツ男子だったショパンと、彼を愛しぬいた女傑、ジョルジュ・サンドの愛と傑作のピアノ曲にの話。
BALLON JOURNAL Vol.37
温泉で湯治をしたというベートーヴェンのピアノソナタ21番「ワルトシュタイン」。
寒い冬、芳しい香りを放つ柚子の香りの湯のバスタイムでバス時間は豊かに。気分も落ち着きリラクゼーション効果抜群。まだまだ寒すぎる今冬、ベートーヴェン中期の傑作を聴きながら入湯してはいかがでしょうか。
BALLON JOURNAL Vol.35
ウィーン生まれのピアニスト、フリードリヒ・グルダの白鳥の歌とも言える自作曲『ゴロウィンの森の物語』。
不思議なクリスマスパーティーに、奇妙な森の物語の音楽を。
BALLON JOURNAL Vol.34
第2回目、BALLONのオリジナルアニメーションを制作するデザートカンパニーの新井菜々さんとの対談です。
BALLON JOURNAL Vol.33
今年ももう晩秋、もうすぐ2021年が終了する。空気は乾燥し、ひんやり、しんみり……と寒さを日々感じる。
北欧フィンランドを代表する作曲家、ヤン・シベリウスの名曲のご紹介。
BALLON JOURNAL Vol.32
BALLON JOURNALにて音楽や文学、映画をテーマにしたエッセイを連載する編集者の海老原光宏さんとの対談の後編です。
BALLON JOURNAL Vol.31
昨年2020年は、大文豪・三島由紀夫の没後50年だった。
薔薇は、綺麗なものには棘がある、と美の2面性の代名詞としてよく挙げられる。その大振りで真っ赤な花弁は血を連想させるからか悲しいほどに美しい。
華麗で豪華絢爛な文体の三島由紀夫、耽美な美しさを誇る薔薇の花について。