昨年2020年は、大文豪・三島由紀夫の没後50年だった。 薔薇は、綺麗なものには棘がある、と美の2面性の代名詞としてよく挙げられる。その大振りで真っ赤な花弁は血を連想させるからか悲しいほどに美しい。 華麗で豪華絢爛な文体の三島由紀夫、耽美な美しさを誇る薔薇の花について。 『豊饒の海』第1巻春の雪の舞台となった洋館のモデルである鎌倉文学館は、庭園のバラ園で名高い。過ごしやすくなる10月、薔薇の芳香と三島の小説世界を追体験しに行ってみては。 >くわしくはこちら