BALLON JOURNAL Vol.42

 

BALLONを愛するクリエイターたちと、香りにまつわるエピソードや日々のライフシーンについて言葉を交わす「BALLONと私」。第3回は、BALLONの愛用者であり、自身のYouTubeチャンネルからもその魅力について発信しているスタイリストの室井由美子さん。彼女の日常に溶け込むBALLONと香りとの向き合い方について話を訊いた。

 

心が晴れ深呼吸をしたくなる自然な香り

親しい友人にすすめられてBALLONの存在を知ったという室井さん。それはステイホーム初期の頃。外出ができなくなり、気づけばそれまで欠かすことなく身につけていた香水はすっかり遠い存在に。「香りに飢えてしまっていた」、そんな時の出合いだったという。

「意欲的に取り組んできた仕事もすべてがストップしてしまって、知らずと気持ちが沈んでしまっていたんですね。パタっと全部のスイッチが切れてしまったような感じがして。そんな風に靄がかったなかにいた時に、BALLONの香りを嗅いだんです。ハーバルブレンドのアロマスプレーをシュッとひと吹きした瞬間、目の前がクリアになった気がして。深く呼吸をすると顔が上がりますよね。そうすると、姿勢も真っ直ぐと正される。ちょっとしたことですが、そんな些細な繰り返しが、自分のライフスタイルを作っているんだなと再確認したんです」と室井さん。





“癒し“になってくれたと振り返るアロマスプレー。ヴィーガン100%でアルコールや防腐剤フリー。過剰なパッケージ包装も取りやめて、肌や環境に配慮したBALLON APOTHECARYのブランドポリシー。取り巻く状況や気持ちの変化で、人工的なものをあまり受け付けなくなっていたため、そんな「優しさ」にも惹かれたという。自分らしさを追求する上での、香りとの新しい関係性。


「私はスタイリストなので、自分自身を表現するツールとしてファッションはすごく大事なんです。例えば、身につけているお気に入りのジュエリーがふと目に入ることで、『よし、今日もがんばろう』と、気分を変えるスイッチになることがありますよね。それは香りも同じ。良い香りに包まれることで五感が研ぎ澄まされるというか、モチベーションを高めてくれると思うんです」

 

身にまとうものでも、傍らに置くものでもいい。身近なことからきちんとケアすることが教えてくれること。それは、自粛期間中に開設した自身のYouTubeチャンネルを通して伝えたかったメッセージでもある。



 

「外出する機会も減ったし、ずっとマスクで顔を覆っていると、身の回りのことがなんとなくどうでも良くなってしまう気持ちがよくわかるんです。でも、スタイリストとしては、どんな時でもファッションを楽しんでいてほしい。大げさに言えば、それは人生を楽しむこととつながると思うんです。単に服を着ることではなく、自分を大切にすることにつながっていくだろうって。だから、自分のアイデンティティを損なわないよう、何か“きっかけ”になるものが必要だなと感じます。それがファッションでも、ジュエリーでも、そして香りでもいい。例えば、在宅ワークで服を選ぶことがなくなっているなら、さっとアロマをひと吹きしてリフレッシュして、気持ちをリセットしてみる。自分を豊かに保つ、そして日々を慈しむためにも、そうやって“何か”を見つけてほしいなと願ってます」


好きなものと過ごす日々のライフスタイル

職業柄、持ち物を聞かれる機会も多いという室井さんは、厳選されたアイテムと一緒にBALLONのダマスクローズのマスク用アロマスプレーを必ずバッグに入れて持ち歩いている。また自宅では、バスソルトやクリスマスの限定アイテムだったキャンドルと共に、ハーバルブレンドとフォレスト ブレンドのルーム&ファブリック用アロマスプレーを常備しているそうだ。

「撮影現場でもひと吹きして、『これ使ってみて』とすすめてしまいます(笑)。ボトルデザインもおしゃれだから、持っているだけで気分が上がりますよね。今季はフリルやレースといったフェミニンなディテールの服が多いので、私も甘い香りに包まれたくて毎日ローズのスプレーをバッグに忍ばせてます。あと、家で過ごす時間が長くなってから、レザーのソファをやめてTHE CONRAN SHOPの心地いいファブリックのソファに買い替えたんです。ゆったり身体を委ねながらリラックスできるように、サイドテーブルにはイサムノグチの〈AKARI〉の照明と、洋書を重ねた上にキャンドルとアロマスプレーを置いてあって。気分に合わせて香りをチョイスできるし、日常のちょっとしたシーンに好きなデザインのものを置くことでも、おしゃれを楽しむ気持ちって芽生えてくると思いますよ」




大切な人への贈り物としてもBALLONを手に取ることが多いと室井さん。誰かを想いながら香りを選ぶ。それは自分自身にとっても意義ある時間だと話す。

 

「最近、人に喜んでもらえる仕事に携わっていることが素敵だなと今さらながらに思うようになりました。つい先日、結婚10周年記念の“スイート10ダイヤモンド”選びを個人的にお手伝いすることがあったんです。その時に、自分がこれまで仕事でやってきたことにちゃんと意味があったように思えて、とてもありがたくて。ハッピーのお裾分けをいただきました。相手のことを考えながら、ひとつのものを選ぶ。BALLONはそんな時にきっと喜んでもらえると安心ができるブランド。そういう優しい気持ちを忘れないようにしたいし、人に喜びを届けられるスタイリストという仕事も、あらためて幸せだなと感じています」

 

 

 

[[プロフィール]]

室井由美子(むろい・ゆみこ)スタイリスト。1977年生まれ。ファッション誌を中心に広告・カタログなどで活躍。シンプルで、ほんのりモードが漂うリュクスなアイテム選びとスタイリングに定評がある。YouTube「ムロリンchannel