BALLON JOURNAL VOL.13

世界を美しくする全ての人の“手”のために。

BALLON HAND CARE シリーズの話

 

BALLONに新しく「手」をケアするアイテムが登場しました。

毎日手作業で商品を作る「職人」としての顔を持つ私達は、「手」を大切にしています。

 

私達の日々の仕事はものすごく手が荒れます。

石膏自体が水を使うだけでなく、ものづくりにあたって色々なものを触れるので一日に何度も手を洗うためです。

 

自分たちが愛用できるハンド用スキンケアコスメが欲しい。
そう思って企画を始めたのは3年前。気がつけば3年の月日が経っていました。

 

 

ハンドクリームが嫌いです。

 

正直にいうと、私はハンドクリームが苦手です。

手のひら側に塗られたクリームがヌルヌルするのがどうにも嫌で、ハンドクリームを塗ったら一度軽く手洗いしてからでないと仕事にとりかかれません。制作を始め、手を使う仕事が多いので、手先の感覚が何かを塗ることによって変わってしまうのが嫌なのです。

 

それに加えて、元来私は「手」については少々潔癖症的なところがあって、外にあるものなどを触るたびに手を洗いたくなるのでしょっちゅう手を洗うのですが、それに加えてハンドクリームを塗って水洗い、となると「一体、私は一日に何回手を洗うのだ?!」というくらい落ち着かないことになってしまいます。

 

試しに塗ったハンドクリームの香りが強すぎたり、その日の気分に合わない香りだったりしたらもう最悪。顔に触れたり、頬杖をついたり、手は鼻の近くにあることも多く、手についた香りは意外に強く感じます。クリームのヌメリ感で気持ち悪いし、いやな香りで具合も悪いし・・・なんてことを数え切れないほど経験してきました。

 

とはいえ、いつも視界に入ってくる自分の手肌が荒れているのは、なんだか自分が可愛そうで、なんだか心が悲しくなります。色々なハンドクリームを買ってきたり、いただいたり、とにかくたくさんの種類のハンドクリームを持っていますが、永遠にリピートして使っていきたいと思える理想のハンドクリームには出会えませんでした。

 

そんな話を弊社のスタッフや、私達と同じように手を使う仕事をしている友人に話すと、意外にハンドクリーム嫌いが多いのです。ハンドクリームを塗ってから一度水洗いしている、というと「わかる!」と共感してくれる人が続出でした。

 

人に喜ばれる美しいものを作りだす「手」たちが手荒れに悩んでいるなんて。世の中の作り手が心から喜ぶハンドクリームを作ろう!(そして何より自分が愛用できるハンドクリームを!)と思い立ったのが開発のきっかけです。

 

 

 

天然原料にこだわったナチュラル処方

 

3年にもわたる開発中、何度目かのラボチームとのやり取りの中で、どうしても天然原料由来からくる原料臭さとヌルヌル感が気になる感じの改善ができず、ラボチームからのサンプルにものすごく時間がかかったことがありました。

 

「これはもう諦めるしかないかな。」

そう思ったときに、その運命のサンプルは届きました。

 

塗った瞬間に肌に馴染むさらりとした感覚に鳥肌が立ちました。

「ハンドクリーム塗った後、手を洗いに行きたくならない!!」

 

ヘレン・ケラーが水を認識したときもかくや、というほどの感動でした。

大げさかもしれませんが。

 

「古くから伝わる自然の素材と現代の最新の処方で都会の人々の心身を癒やす。」BALLONのケアコスメライン「BALLON APOTHECARY」のコンセプトです。BALLONのバスソルトやアロマスプレーもこの考え方をもとに開発されています。天然の恵みを大切しながらも、最大限の効果を引き出し、そして安全な製品を、と思うと最新の科学の力も借りて現代の最もいい製品をつくりたいという考え方です。

 

BALLONのハンドクリームには、オーガニックのアーモンドオイルやホホバオイルを始めとした、贅沢としか言いようのない植物由来の保湿成分をたっぷり処方されていますが、最新の技術で開発された新素材も採用しています。

 

何より砂漠の中で枯れた植物もみずみずしく蘇らせる水分保持成分「グリセリルグルコシド」。湿作用に優れ、角質層に浸透して深くうるおい続け、潤い環境を整え、弾力豊かなハリとツヤを与えてくれる注目の成分、そして、最新の技術で実現した素材、米ぬか由来の天然由来の乳化成分との出会いによって、あらゆる贅沢な保湿成分を絶妙な処方バランスで実現した、まるでジェル状の美容液のようなテクスチャーが実現した、とラボチームの担当さんははにかみながら説明をしてくれました。

 
 

もちろん、BALLONでは動物実験の実施、及び外部委託は一切行っておりません。原料サプライヤーによる動物実験も行われておりません。また、動物由来成分(ミツロウ、ハチミツ、ラノリンなど)を一切使用せず、パラベン、鉱物油、アルコールも不使用を実現したヴィーガンコスメ100%のハンドクリームが完成しました。

 

このとき、ハンドクリーム開発スタートいつだったっけ? と振り返って愕然としたのを覚えています。

 

「まさか・・・私達3年も・・・?!」

 

 

 

アルコール消毒による手荒れと心の不安に。

 

ハンドクリーム開発中に、まさかの世界を新型コロナウイルス感染拡大が世界を震撼。

こんなに毎日手をアルコール消毒する日が来るとは想像していませんでした。
そして、世界がこんなにも「手」というものを強く意識することになるということも。

 

アルコールは低温で気化する液体。脱脂力も強く、肌の油分も水分もが消毒のたびに失われていきます。保湿成分たっぷりの「手が潤うまさかのアルコールハンドジェル」という、リクエストにラボチームが見事に実現してくれました。こちらもグリセリルグルコシドやヒアルロン酸配合で贅沢な処方です。

 

コロナ禍で悲しく不安なニュースにまみれたこの時代の中、アルコール消毒と同時に手肌のケアができたら、というコンセプトです。持ち歩きしやすいパッケージです。

 

 

 

すべての人の「手」に賛辞を。

 

人の「手」からはいろいろな素敵なことが生まれます。

 

美しいものを作り出すことも、素敵な音楽を奏でることも、医療従事者の方が治療や看護をするのにも、赤ちゃんを抱くのも、子供の頭をなでるのも、身近な誰かの背中をさするのも、人の「手」によるもの。

 

地球は人の「手」で作られている。

 

世界を美しくする「手」、その全ての「手」が潤いのある美しいものでありますように。

 

どうかご自身の「手」を大切にしてください。

 

 

 

Creative Director

IZUMI SUZUKI

  

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