BALLON JOURNAL VOL.10

正月飾りと香りの不思議な関係

守るしきたり、とらわれすぎないルール

 

 

気がつけばいろいろあった2020年も大詰め。
来年はどうか実りある、健やかな一年になりますように、と願って正月飾りを作りました。

デザインアロマブランドであるBALLONからの新たな日本のしつらえの提案、そしてどうか新年は世界がもっと健やかな一年になりますようにと願いを込めて。

もともと正月行事とは「年神様」というその年を司る神様をお迎えし、祀るためのもの。
年神様に「こちらにいらしてください」という目印、とも言われています。

主に五穀豊穣の神様である年神様は農耕民族である日本人にとってはとてもとても大切な神様と言えます。

正月飾りを飾る場所が主に玄関先なのは、神社において鳥居にしめ縄を飾るのと同じように、神様を祀る神聖な場所に不浄なものを持ち込ませず、清い空間を作る「結界」を張るため、と言われています。

香りも同じように災厄を祓い、気を清め、清浄な空間を作るものとして、古の時代から東西を問わず香木などが清めのものとして使われています。

美しいものを飾る行為も同様。

美しい空間を作ることは、自分とそこに住まう家族達を守る「聖域」を作るということに他なりません。

素敵な香りがほんのり漂う、美しい空間でどうか素晴らしい新年をお迎えいただけたら、という私達の願いです。

 

 

■飾るタイミングと場所など


飾り始めは「正月事始め」である12月13日以降ならいつ出してもOK。
ただし、下記の2日は避けた方がベターのようです。

・12月29日:「二重苦」につながる。
・12月31日:「一夜飾り」になって、縁起が悪い。

家を清める大掃除の後に新年へ願いをこめて、28日までか、30日に飾り始めるのがオススメです。

玄関のできるだけ高い場所に飾るのがポイント。
結界なので、その下をくぐって聖域に入るように、という習わしです。

そして1月7日の松の内が終わったら、1月15日に行われるどんど焼きへお持ち込みされるか、近所の神社へお納めを。(「松の内」の考え方は、日本でも地域で少々異なるようです。)

近くの神社がちょっと億劫なら・・・

粗塩とお酒などでお清めして、新聞紙などでくるんで丁寧にゴミとして棄ててください。
(ゴミとして棄てる際には地域のルールに従って廃棄されるようにご注意ください。)


 

 

■今年の香りは聖なる果実「イチジク」の香り


いちじくは旧約聖書でも出てくる、いにしえの時代からの聖なる果実。平和な世界である天国に成る果物、という言い伝えもある伝統的な食べ物です。

知恵の象徴でもあり、栄養価も高く、生命力を高めるとも言われ、あらゆる宗教の祝祭に使われてきた特別な果実です。

新たな新年を賢く、力強く生き抜く力を私達に授けてくれますように、と願いを込めた香りです。

お手持ちの正月飾りがあるならば、稲穂の部分にこのフレグランスを染みこませることもできます。

香り高く、芳醇な香りで豊かな新年の訪れを健やかにお迎えください。